「建設業のWebによる集客方法にはどんなものがあるのか?」「インターネットを使った集客のそれぞれの特徴は何か?」
このような疑問をお持ちで集客方法について調べていたのではないでしょうか?
この記事では、Webによる建設業の顧客獲得のための集客方法とその特徴について解説します。目的やターゲットに応じて、これらの集客方法を使い分けるために必要な知識になります。
自治体や建設業のポータルサイトによる集客
ポータルサイトとは、様々な情報を集約したまとめサイトのようなものであり、ユーザーが探したい情報にたどり着くための入り口となるサイトです。都道府県や市町村などの自治体では、地域の情報に特化したポータルサイトを運営しています。また、建設業専門のポータルサイトもあります。
これらのポータルサイトに登録し、掲載されることによって、自社の認知度を上げたり、集客の一助として期待できます。ポータルサイトの利用者は目的があって訪れているため、そのニーズが満たせる魅力が発信できれば集客向上に繋がります。
ポータルサイトは無料で登録できるものもあり、無料であれば基本的に登録して損はありません。有料のものであれば、掲載費に対して見合う集客が可能かもしくはできているかという検討が必要です。
メリット
- 認知度が上がる
- 集客できる
- 無料で活用できるものもある
デメリット
- 有料のものは費用対効果の検討が必要
ホームページによる集客
インターネットの検索などによって自社のホームページにたどり着き、自社の魅力を感じてもらうことにより、受注につなげることができます。
現代では、何かを探したり調べたりするときに、まず検索することがほとんどです。その検索の意図を事前に推測し、ホームページ上で顧客のニーズを解決できる内容を記載していれば、問い合わせへとつなげることができます。
例えば、マイホームの購入を考えている人は、「家 購入 (地域)」などと検索するでしょう。その検索の結果、ハウスメーカーのホームページでその地域の家や土地の情報が確認できれば、そのハウスメーカーに興味を抱き、候補の1つとして考えるでしょう。
ここで、検索したときに、上から何番目に表示されるかが重要になります。当然、上に表示されるほどホームページを見てもらえやすいわけですが、このように検索したときの上位表示させるための対策をSEO対策と呼びます。SEO対策は知識と継続的なサイトの改善が必要であり、すぐには効果が表れにくいところが難しいところです。
メリット
- 会社の信用力が上がる
- 自作できる知識があれば、安く運用することできる
- SEO対策ができれば、集客できる
デメリット
- 外注するとコストがかかる
- SEO対策ができないと集客につなげられない
- 集客効果が表れるまでに時間がかかる
↓↓ホームページによる集客方法についてはこちらの記事で解説↓↓
ホームページを作るだけでは集客できない?集客のためのポイントを解説 | てつまぐ (tetsumag.com)
SEO対策による集客方法とは?具体的なやり方まで解説 | てつまぐ (tetsumag.com)
有料のWeb広告によるによる集客
インターネットの普及により、Web広告による集客方法は非常に有力になっています。
下図は、2018年から2020年の広告業の業務種類別の売上の推移を示しています。Web広告以外のメディアでは売上が縮小してきている一方で、Web広告は急拡大していることがわかります。テレビ離れと引き換えに、インターネットが注目を集めており、インターネット上での広告の効果が期待できる1つの理由になります。
出典:「特定サービス産業動態統計調査 広告業」(経済産業省)をもとに作成
(https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-2.html) (2021年11月29日に利用)
Web広告には様々な形式のものが存在しますが、代表的なものに、リスティング広告とアフィリエイト広告があります。
リスティング広告は、検索連動型広告とも呼ばれ、検索画面において検索されたキーワードに連携して配信される広告です。また、アフィリエイト広告は、成果報酬型の広告であり、ユーザーが特定のアクションを起こすと広告料が発生する広告です。
メリット
- 少額の広告予算から可能
- 集客効果の即効性がある
- 目的にあった広告手段を選択できる
デメリット
- 費用対効果を検討する必要がある
- Webの知識がないと効果的な活用は難しい
SNSによる集客
LINEやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSを使って情報発信することにより、不特定多数の人に対して集客することができます。
SNSでは自社のブランディングを行うことができるため、自社のイメージを洗練させられます。また、ニーズが見えていない顧客に対してもアプローチすることができ、潜在的なニーズを引き出すことができます。
それぞれのSNSは、ユーザーの年代層や情報発信の特徴が異なるため、目的にあった利用方法を考える必要があります。
例えば、Instagramで、建設現場の足場の複雑さが「足場映え」といって話題になっていることもありました。話題の投稿を行うことで自社の認知度を上げることができます。
メリット
- 無料でできる
- 認知度を上げることができる
- ブランディング
- 不特定多数にアプローチできる
デメリット
- 注目を集めるのは難しい
↓↓SNSによる集客方法についてはこちらの記事で解説↓↓
SNSマーケティングは必要か?建設業における活用例まで解説 | てつまぐ (tetsumag.com)
まとめ
建設業のWebによる4つの集客方法について、そのメリットとデメリットを解説しました。
ターゲットや目的に応じてそれぞれを使い分けることが重要です。また、どれか一つに依存することなく常に並行して行うことで、リスクを分散することができます。
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