ホームページを作っただけで集客効果がでると思っていませんか?
ホームページがあっても集客対策をしていなければ、集客に繋がらない場合が多いのです。
この記事では、ホームページを作るだけでは集客できない理由とホームページ集客するための方法について解説します。
ホームページがあるのに集客できない理由
ホームページは作るだけですぐに集客が見込めるというものではありません。ホームページの記載内容の検討や継続的な集客対策をする必要があります。ホームページで集客できていない理由について具体的に解説します。
顧客が必要とする情報を載せていない
ホームページで集客できていない場合、顧客が必要とする情報を載せていない可能性があります。顧客が求める情報とホームページで発信している情報が一致していなければ、ホームページを閲覧しても、顧客が興味を示してくれません。
目的とターゲットを明確にしていないとこのような事態が発生します。ホームページで発信している情報が独りよがりの情報では意味がないのです。
例えば、ある工務店のホームぺージがあるとします。そして、30歳の男性が注文住宅を建てたくて調べていたとします。この工務店にはすごく腕の良い職人さんがいて、その技術の説明がホームページで解説されています。
しかし、その技術によって実際にどんな家が建てられるのか、過去にどんな実績があるのかがわからないと安心してお願いできませんよね? もしくはそれを確かめられる問い合わせ先がわかりやすく記載されていなければ、問い合わせにもつながりません。
せっかく誇れる技術を持っていても、その魅力が建築の知識のない人にも伝わる形でホームページに記載していなければ意味がありません。また、最終的には問い合わせにつなげたいわけですが、そのための必要情報や導線を考えていなければ、集客効果は薄くなってしまいます。
集客対策をしていない
ホームページを作ることで満足し、その後放置してしまうと集客効果はあまりでません。継続的に集客対策を行っていくことが重要です。
具体的には、代表的な集客の対策として以下の3つが挙げられます。
- SEO対策
- 広告の出稿
- SNSの活用
この3つの詳細については後述します。
これらを並行して活用していくことやその効果について解析し、改善していくという継続的な活動によって、集客を伸ばすことができます。
したがって、ホームページを作ったからといって集客できるわけではありません。
ホームページの集客対策
ホームページの目的とターゲットを明確にする
まずホームページを作成することの目的をはっきりさせることが重要です。具体的な目的としては以下のような例が考えられます。
- 認知度向上
- 見込み客の問い合わせへの誘導
- ホームページ上での受注
必ずしも1つに絞る必要はありませんが、目的が多すぎると不要な情報が多くなってしまい、必要な情報を探しにくくなってしまいます。
次にターゲットを設定します。ターゲット層が明確化すれば、それにあったデザインやアプローチ方法を考えることができます。さらに、より詳細な人物像(ペルソナ)を検討することにより、顧客がどのように検討から問い合わせに至るかというプロセスがわかり、導線を考えるヒントになります。
例えば、ある工務店のホームページを考えます。以下のようなペルソナを想定します。
- 年齢:30歳
- 性別:男
- 年収:600万円
- 検索意図:注文住宅を建てたい
このペルソナについて、ホームページで以下の悩みにアプローチできれば、問い合わせにつながる可能性が高いのではないでしょうか。
- 他の工務店にはない強みや自社に依頼するメリット
- 将来の子供の人数に応じた部屋の検討
- 土地探し方
- 住宅ローンによるお金の心配
ホームページ上でこれらの悩みを解決できなくても、問い合わせることで一緒に検討できるという導線を作れば、問い合わせに導くことができるでしょう。
SEO対策
SEO対策とは、検索したときに上位に表示させるための対策です。上位に表示された方が、クリックされやすく、ホームページを見てもらえる可能性が高くなります。
ユーザーがどのような「キーワード」で検索を行い、どのような情報を求めているのか予測します。そのキーワードをコンテンツのタイトル名や中身に盛り込み、ユーザーの求める情報を提供できると上位に表示されやすくなります。
しかし、抽象的なキーワードであるほど、競合のコンテンツも多いため、どんなに良質なコンテンツを作ってもすぐには上位表示が難しい場合もあります。
表示順位を解析しながら、コンテンツの改善を繰り返すという作業が必要になります。
↓↓SEO対策の詳細についてはこちらの記事で解説↓↓
SEO対策による集客方法とは?具体的なやり方まで解説 | てつまぐ (tetsumag.com)
リスティング広告の活用
リスティング広告とは、検索エンジンで検索したときに「広告」という表示ととも上位1~4番目に表示される広告です。
リスティング広告はキーワード単位で広告の出稿ができるため、ニーズがあって検索しているユーザーに対して効果的にアプローチすることができます。
検索上位表示を目指すSEO対策は、ある程度の知識と継続作業が必要になるうえ、効果が出るまでに数か月はかかります。一方で、リスティング広告は有料の代わりに、すぐに上位表示を実現することができ、集客につなげることができます。
↓↓リスティング広告の詳細についてはこちらの記事で解説↓↓
リスティング広告とは?運用方法のコツについても解説 | てつまぐ (tetsumag.com)
SNSの活用
SNSを活用し、ホームページへの流入を施すことができます。SNSは無料であり、かつ、最も即効性と拡散力のある手法なので、現代の集客には欠かせません。
日本ではLINE、Facebook、Twitter、Instagramが中心に利用されています。SNSの種類ごとの特徴を理解したうえで、活用する必要があります。
SNSによるホームページへの流入を目指す場合、あふれる多くの情報の中で、ユーザーの目に留まりやすい独自の情報発信をしていくことがポイントになります。
↓↓SNS活用の詳細についてはこちらの記事で解説↓↓
SNSマーケティングは必要か?建設業における活用例まで解説 | てつまぐ (tetsumag.com)
まとめ
この記事では、ホームページを作るだけでは集客できない理由とホームページ集客するための方法について解説しました。以下にまとめます。
ホームページがあっても集客できない理由
- 必要な情報が記載していない
- 集客対策をしていない
ホームページで集客するための方法
- 目的とターゲットを明確にする
- SEO対策をする
- リスティング広告を活用する
- SNSを活用する
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