司法書士事務所にとってホームページは重要な集客ツールとなっています。経験豊富な司法書士を多数そろえている事務所でも問い合わせが来なければ、業務につなげることはできません。いまや士業の事務所にとってホームページは事務所の経営の成否を分けるといってよいでしょう。
今回はホームページを制作する際のコツや広告運用のポイントについてご紹介します。
ホームページを制作する際のコツ5選
ホームページを制作する際のコツをご紹介します。
①トップページのデザインにこだわる
トップページはホームページの顔に当たる部分です。ホームページは無料で制作することもできますが、あまりにも素人っぽいデザインだと、すぐに離脱してしまう可能性があります。
また、近年はスマホでページを閲覧する人も多いので、スマホでも見やすいように作ることも重要です。
トップページのデザインで離脱されてしまうと事務所の強みを伝えることができません。wordpressなどのソフトを使って自分で作ることもできますが、自分で制作することが難しい場合は、作成をサポートしてくれるプロに依頼することも検討してみましょう。
②強み・実績をわかりやすく掲載する
事務所によって強みは異なります。例えば、相続に関連する遺言作成や遺産分割協議書の作成などに強みがあるのであれば、実績も交えてわかりやすく掲載するようにしましょう。特徴や事例を明示することで、どのような業務に対応することが可能であるか明確にし、顧客の信頼を獲得することが可能です。また、業務に関連して弁護士や税理士、行政書士など他の専門家を紹介することが可能なのであれば、その旨掲載しておきましょ
③適宜情報を更新していく
ホームページは一度制作したら終了するわけではありません。アクセス数を伸ばし、サイトへの流入を増やすためには、作った後もページを管理し、コンテンツを新しくしたり、修正したりする必要があります。集客に失敗した場合は大幅なリニューアルも必要となるでしょう。
例えば、相続を強みとする司法書士であれば、相続関連の法改正があった際に解説する記事を掲載するなど新しい情報を発信していくとよいでしょう。新しいテーマの情報を更新することで、ページを閲覧する人が増え、実際に相談する顧客も増えるはずです。
④代表者のあいさつを掲載する
司法書士事務所を選ぶ方にとってどのような人が代表をしているかは気になるところです。代表者の顔写真や経歴が掲載されていると良い印象を抱く方も多いでしょう。挨拶のページを作ることで、豊富な経験や現在の業務内容を紹介することができ、ユーザーの不安を取り除くことができます。
⑤地図を掲載しておく
実際に相談に行く際には自宅や職場から行きやすい場所にあるかも重要です。どのような地域で業務を行っているかと事務所の地図や住所など、詳細を掲載しておくことで、アクセスしやすくなります。
参考になるホームページ
こん・さいとう司法書士事務所(https://www.office-kon-saitou.com/)
相続専門司法書士事務所として、お役立ち記事のカテゴリーは非常に高い専門性を感じることが出来る豊富なコンテンツが掲載されており、信頼性の高いサイトとなっています。
永田町司法書士事務所(https://asanagi.co.jp/)
相談事例や実績が掲載されており、「サービス内容」では幅広いサービスが記載されていますが、実績を掲載することによって企業法務が得意分野だと分かるようになっています。
集客を増やすための広告
集客を増やすためには費用をかけて広告を打つことも一つの選択肢です。広告を打つことで実際に集客を増やすというメリットはありますが、費用もかかりますので、慎重に検討する必要があります。おすすめの集客方法を解説します。
リスティング広告
リスティング広告とは検索連動型の広告です。GoogleやYahooなどで検索をした際に、画面上に表示される広告のことで、一番上に表示されるため、クリック数が増加します。クリックの獲得数によって費用が発生する仕組みとなっています。リスティング広告は集客を増やすためのマーケティング手法です。
ランディングページ
ランディングページとはぱっと見ただけで、すぐにどのようなことを伝えたいかわかるページです。デザインの優れたランディングページを制作することで、クリックした後に閲覧する時間が長くなっていき、実際の相談までつなげる可能性が高くなります。上記のリスティング広告と連動させることで効果を発揮します。
ランディングページの制作はデザインの技術がいるため、代行業者に支援してもらうとよいでしょう。
ユーザーの疑問の回答となるコンテンツを作成する
ユーザーは「地域名 司法書士」で検索してホームページを訪れると思われがちですが、実際には悩み事や解決したい課題をキーワードにして検索しています。コラムなどで、ユーザーの疑問に対する回答となるコンテンツや解決事例を大量に掲載することによって、多様なキーワードでヒットするサイトになります。
また、コラムのコンテンツの内容が専門性が高くユーザーにとって有益だと認識されると、個人のブログなどからリンクされることもあります。リンクはそのサイトへの人気投票のようにGoogleから評価されるので、さらにアクセスが増えると言う好循環を生むようになります。
ユーザーの疑問に対する回答を掲載することはSEOの基本です。
まとめ
法律事務所や税理士事務所など、士業を営む人にとってもwebでの集客は必須の時代となっています。しっかりとしたサイトを用意しなければ集客をすることはむずかしいでしょう。資格と実力があっても、集客ができなければ意味がありません。
逆に言えば、webを有効に使うことで、非常に安価で集客がしやすくなっているとも言えます。webに関する知識がない方はサイトの運営はwebマーケティングに特化した制作会社に依頼することも選択肢の一つです。
ホームページを充実させることで、相談の予約や電話での相談が気軽にできるだけなく、オンラインでの講演や採用等にも利用できるため、総合的に活用することができるでしょう。
「コンサルティング型制作」でネット集客に活路を
私たちはWebサイトの制作を目的とせず、顧客獲得・人材獲得などのビジネス課題の解決を目的としています。
・ビジネスフレームワークを用いた経営分析に基づくコンテンツ作り
・お客様"らしさ"を徹底的に引き出すデザイン
など、独自のメソッドを用いて制作しておりますので、まずはお問合せくださいませ。
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