歯科の開院に伴い新しいホームページの制作を考えている皆様に向け、その準備として「そもそも歯科がホームページを持つ目的・役割とは?」という点を中心に、今回の記事で解説してまいります。
歯科がホームページ制作を行う上で「目的・役割」を意識することは重要!
ホームページはクリニックの名刺代わり
自分の歯科医院の正しい情報を発信することが出来る場である公式ホームページは、言わば医院や先生にとっての「名刺代わり」のようなもので、開設する医院が増えています。
診療所名、診療科目、診察内容、診療時間、所在地、アクセス・地図、電話番号、理念、院長や歯科医、スタッフのプロフィールの紹介など・・・医院の認知度を向上させると共に、訪れたユーザーや患者に対し正しい情報を伝える役割、そして医院のブランディングとしての効果あります。
インターネットを利用しない方にはパンフレットも有効ですが、やはり多くの人にいつでも気軽に見てもらえるホームページは2022年に新規での開業や開院を考えている歯科医院様には必須となりますし、既存のホームページをお持ちの場合はより効果的なホームページへのリニューアルも検討してみて下さいね。
広告媒体としての役割
2022年現在、患者が複数の中から歯科を選ぶ際に来院の決め手となった理由の約25%が「ホームページ検索を行ったこと」にあるとのことです。
つまり、ホームページは広告宣伝用の媒体として集客に活用することが可能なのです。
効果的に患者を獲得するためには具体的にターゲットを設定し、対象に合った広告の戦略(SNSやリスティング広告等)を練る必要があります。患者が何を知りたがっているか、何を求めているかといったニーズを分析し、それに合ったホームページ制作を行うことが重要です。
立地の環境(オフィス街、住宅街、商業施設など)、力を入れている診療科目や特化したオリジナルのサービス(平日だけでなく土日も診療している、予防歯科に力を入れている等)、治療の方法、ターゲットとなる患者のステータス区分などをチェックし、考慮したホームページ制作を行いましょう。
診療説明の補助としての役割
歯科のホームページに症例や治療方法の説明、詳細な解説を掲載することで、直接の説明だけでは患者が理解できない部分を補ったり、来院する前にホームページを見ながら患者が治療の内容を検討することができます。特に矯正歯科や審美歯科の場合は過去の実績としてBefore→Afterの写真を掲載することは必須でしょう。
また、インプラント等も含め高い費用がかかる治療を行っている場合は、料金やかかる期間、支払いに関するプランなどを実際の事例と合わせて公開することはお客様に安心や誠実さを感じさせますし、ブログ等のテキストはWebマーケティングとしてSEOの対策を行うこともできるので是非取り入れたいおすすめのコンテンツです。
求人媒体としての役割
歯科や医療機関に限らず、今や企業の多くは自身のサイトを求人媒体として活用することが常識となっています。
HPには求人サイトや求人情報誌に掲載されるような会社の情報が網羅されていますし、歯科の場合は掲載している院長からのメッセージや医院の理念に賛同できる応募者が中心となるというフィルターとしての機能も持ち合わせます。
つまり選考を担当する者の手間を抑え効率的に採用の活動を進めることはもちろん、より良い人材の獲得に向けた役割も果たすのです。
歯科のホームページ制作を行うポイント
上記のような役割や目的において成果を出せるホームページを作成するためのポイントを紹介します。
デザインにこだわり過ぎない
歯科のホームページ制作を行う際、最も悩むのはWebデザインをどうするか、という点ではないでしょうか。
他院との差別化を図り、ユーザーに印象を残すためにもオリジナリティを出すことは非常に大切です。先述した通りコンセプトやターゲットの希望に合わせたイメージを形にしていくことになりますが、デザイン性にこだわり過ぎるあまりユーザビリティが低下したり、伝えたいメッセージや情報が伝わらないのでは意味がありません。
あくまでも閲覧者にとって見やすく、分かりやすいデザインであることが基本ということを頭に入れておきましょう。
おすすめのWebデザイン集についても他の記事にてご紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
定期的に更新を行うこと
いつホームページを開いても情報が変わらない場合、もう一度訪問したいという人はいなくなり、結果的にアクセス数は落ちていきます。
ブログやニュースなどの充実したコンテンツとそれを定期的に更新することで、最新の情報を患者に提供してくれるという医院の姿勢が見え、それが安心感や信頼にもつながります。
また、Googleなどの検索エンジンからの評価にも影響し検索結果を上位に表示させるために重要となりますので、ホームページの運用にあたり意識しておきたいポイントです。
歯科のホームページ制作は自分たちで?プロに任せる?
歯科のホームページは無料や有料のホームページ制作ツールを使い、自分たちで制作することも可能ですが、用意されたデザインやレイアウト、機能の中から作っだけでは以上でご紹介したような「ホームページの目的・役割」を果たすことは難しいと言えます。
病院のコンセプトに合わせたデザインや広告としての役割、医療系のホームページに必要なガイドラインへ配慮した作り、ユーザビリティの向上を考えると専門の知識や技術が必要になりますし、ホームページは開設して終わりではなく、その後もトラブルの対応、改修、更新などの作業も発生します。
こうしたことを踏まえると、初期のコストはかかりますがやはりせっかくホームページを制作するならプロへ依頼し、結果が出せる物を作ることがおすすめです。
株式会社GT-worksではクライアント様のクリニックの方針や要望、悩みなどを丁寧にヒアリングしながら、企画からデザイン、設計、システムの構築、保守、広告の運用まで、Webに関連する一連の業務を承り最適な提案を行ってホームページ制作を支援するWeb制作会社です。
豊富なノウハウを積み重ねた専門のスタッフがチームとなり、お客様のホームページ制作を成功させるためにサポートしてまいりますので、お問合せフォームまたはLINEにて気軽にご相談いただけましたら幸いです。
「コンサルティング型制作」でネット集客に活路を
私たちはWebサイトの制作を目的とせず、顧客獲得・人材獲得などのビジネス課題の解決を目的としています。
・ビジネスフレームワークを用いた経営分析に基づくコンテンツ作り
・お客様"らしさ"を徹底的に引き出すデザイン
など、独自のメソッドを用いて制作しておりますので、まずはお問合せくださいませ。
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