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投稿日 2022/09/18

歯科のWebデザインを決めるポイントとは?ホームページ制作の注意点についても紹介します

歯科診療所はコンビニよりも数が多い」と言われている通り、東京を筆頭に全国の都市部にお住まいの方にとっては事実として実感されているのではないでしょうか。

それだけ競争率の高い中で集客や採用に悩まれている歯科は当然少なくありません。そこで重要となるホームページの存在。

今回の記事では、歯科のホームページの制作にあたりWebデザインを決める際のポイントや気を付けたいことの一部を解説します。

歯科のWebデザインを決めるポイント

歯科のホームページの開設やリニューアルを考えた時、どんなWebデザインにしたら良いのか漠然と考えてもなかなか進みません。

そこでデザインの方向性を決めるためのポイントを幾つか以下にご紹介して参ります。いずれもより良いホームページに仕上げるために大切なものばかりですので、しっかりと考えていきましょう。

自分たちの医院の強み、コンセプトを明確にする

まず、自分たちのクリニックの診療方針や開院の際に決めたコンセプト、そして独自の強みは何なのかを洗い出すことから始めます。

患者に対し丁寧な接客やサービス、安心できる治療を提供している、子どもへの予防歯科に力を入れている、矯正の実績が豊富である、アクセスが良い等を明確にし、これらをWebデザインに反映させてお客様にアピールすることが重要です。

ターゲットを決める

歯科に限らず病院や企業のコーポレートサイトを準備する前に、ターゲットとなる層を決めることも非常に大切です。

女性なのか男性なのか、子どもなのかファミリーなのか高齢者なのか、年齢はどれくらいか、所在する地域の住人などの特徴や傾向も考えながらターゲットを決めることで、デザインやコンテンツの内容といったサイトの方向性が変わってきます。

歯科に求められるイメージも参考に

多くの人が歯科に求めているイメージというのは、主に「安心」「信頼」「清潔」「高級感」「親しみやすさ」「専門性」「高い技術力」「センスの良さ」「最新の治療」といったことが挙げられます。

これらもターゲットや中心で扱う科が一般歯科なのか小児歯科なのか、矯正歯科なのか審美歯科なのかインプラント治療なのかetc…ということによって与えたいイメージが変わってきますので、自分たちの治療と照らし合わせながら世間が求めているイメージや希望を反映したWebデザインにすることがおすすめです。

患者が知りたい役立つ情報を提供する

歯医者さんのHPはデザインだけでなく掲載するコンテンツも必要です。

例えば矯正であれば写真を使った詳細な解説付きの実際の事例(Before→After)があると患者からの期待も上がります。その際は治療にかかった期間や料金も分かりやすく提示すると誠実さを感じさせます。

また、歯の治療というと、こどもだけでなく大人でも「怖い」と感じる人が多いです。そこでブログやコラムを定期的に更新し、歯に関する悩みや症例の他、病院内のニュースや情報の案内、歯科医やスタッフの人となりが伝わる記事なども作成すると、親近感を出し来院や治療に対する不安な気持ちを軽減することにもつながります。最近は動画のコンテンツも人気で、作成している歯医者さんも少なくありません。

トップページに持ってくるもの

ユーザーがWebページを開いた時に最初に目にするファーストビューは非常に重要です。そのため、トップに持ってくるものはパッと見ただけで印象付けられるデザインにしなくてはなりません。

例えば設備や内装に力を入れている歯科であればそれらを映した高品質の写真、あるいは優しいアットホームさが売りであれば医師やスタッフの雰囲気が伝わる写真、またはイラストなどを使い、訪問したユーザーに一番伝えたい特徴やイメージを形にして配置しましょう。

配色

ホワイトやブルー系の色は清潔感や信頼、グリーンは安心感、ピンクは優しさ、イエローやオレンジは明るさや親近感など、Webサイト全体で使用する「色」は人に与える印象への影響が非常に大きいものです。

個人的に好きな色を選ぶのではなく、上記で考えたサイトの方向性を踏まえて配色を考えましょう。

ちなみに一般的に注意喚起を意味するイエローとブラックの組み合わせや、強すぎるレッドやブラックは病院や医療系のWebデザインにはあまり使われません。

歯科のWebデザインで気を付けたいこと

ホームページのデザインだけであれば初心者でも作成できるツールがたくさんあり、中には無料で使えるサービスも多くあります。しかし歯科のホームページを作る場合、配慮しなければならない点が幾つかある為そう簡単にはいきません。特に確認が必要なものをご紹介します。

ガイドラインや規制への配慮

医療系のホームページには特有の規制があります。歯科ももちろん対象となりますので、医療機関ホームページガイドラインなどの規制に配慮して作成しなければなりません。広告も同様です。

スマホに対応したWebデザインも忘れずに

2022年現在、多くのユーザーがPCよりもスマホでホームページを検索、閲覧している為、スマホ表示に対応するレスポンシブWebデザインの対応またはスマホ専用ページを制作することも忘れずに行いましょう。

Web予約機能

患者にとって歯科へ通う際にネックとなるものの一つに「予約をとること」があります。

窓口や電話での予約は変更の際にも大変ですし、手間や時間がかかり来院を躊躇したり通院をやめてしまうきっかけにもなります。

そこで最近はオンラインで混雑状況をチェックできたり予約やキャンセルを行ったり出来る機能をホームページに備えたクリニックが人気で、複数で迷った際に選ばれる要素にもなっています。

受付業務の業務やミスを軽減させる効果もありますので、可能であれば是非導入を検討してみて下さい。

参考になるホームページ

富山県魚津市 中央歯科医院(https://www.chuoshika.jp/)

スタッフと患者さんの笑顔がありアットホームな雰囲気が伝わるホームページです。「院長・スタッフ紹介」も丁寧で笑顔の写真で安心して受診出来ます。また、院内ツアーで院内の様子が分かるようになっていますし、「治療例集」「院長ブログ」も専門性の高い情報が掲載されていて、とても充実したホームページです。

ヨリタ歯科クリニック(https://www.yorita.jp/)

スタッフの自然な笑顔が優しい歯科医院だと印象付けるホームページです。また、サイト内にも豊富なコンテンツがあり、治療方針や院内の様子など、出来る限り詳細に伝えようとする姿勢が分かる良いホームページです。

歯科のWebデザインならプロの制作会社に依頼!

歯科のホームページ制作にあたり、以上のようなガイドラインへの配慮やスマホ対応、更にはSEO対策やSNSを使ったPRなどのマーケティングを行い、効果の強いWebデザインを作るならやはり専門のプロであるWeb制作会社へ依頼をすることがおすすめです。

東京都目黒区にある株式会社GT-worksでは、幅広い業界においてWebデザインだけでなく企画から設計、システムの開発、保守や広告の運営までホームページ作りに関連する総合した業務を一連でお引き受けすることが可能です。

ITやWebマーケティングについて全く知識がない方に向け、一から丁寧にヒアリングを行い形にするサポートを行って参りますので、どうぞお気軽にご相談ください。

「コンサルティング型制作」でネット集客に活路を

私たちはWebサイトの制作を目的とせず、顧客獲得・人材獲得などのビジネス課題の解決を目的としています。

・ビジネスフレームワークを用いた経営分析に基づくコンテンツ作り

・お客様"らしさ"を徹底的に引き出すデザイン

など、独自のメソッドを用いて制作しておりますので、まずはお問合せくださいませ。

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株式会社GT-works 代表 webディレクター 斉藤銀地 筋トレとシーシャが好きです。