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投稿日 2021/12/02

SNSマーケティングは必要か?建設業における活用例まで解説

「SNSマーケティングって必要?」「SNSマーケティングは具体的にどういうもの?」

SNSが広い世代に普及していますが、SNSマーケティングの重要性を認識できているでしょうか。

この記事では、SNSマーケティングの必要性とそれぞれのSNSの特徴について解説し、活用の具体例まで紹介します。

SNSマーケティングはなぜ必要か

SNSマーケティングは近年、販売促進のための必須になっています。

以下では、SNSマーケティングの概要とその必要性について解説します。

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、SNSを利用して、自社の商品やサービスの販売促進に繋げる活動全般のことをいいます。

SNSマーケティングの最終的な目的は商品やサービスの購入ですが、その過程としてSNSを活用する方法もあります。以下にSNSマーケティングの目的を示します。

  • 商品やサービスの購入への導線作り
  • ファンの育成
  • ブランディング
  • 会社やサービスの認知

SNSの特徴は、拡散力があることとニーズが潜在化している(欲しいと思っていない、存在を知らない)ユーザーにもアプローチできることが特徴です。したがって、ターゲットを広くとることができ、新規顧客の開拓から商品やサービス購入への誘導までのすべてを行うことができます。

SNS利用者の増加

SNSマーケティングが必要な理由の1つに、SNSの利用者の増加があります。

以下のグラフでは、年代別のSNSの利用者の割合を示しています。1年間で全体で約5%も増えており、今後さらに利用者が増えることが予想できます。

出典:「令和2年通信利用動向調査」(総務省)
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/210618_1.pdf) (2021年12月2日に利用)

企業でのSNSの活用もすでに伸び始めています。以下のグラフは企業の業種別のSNSの利用率を示しています。1年間で全体で約8%も増加しています。SNSの個人での利用者の増加を受けて、企業でもSNSの活用が広がっていることがわかります。

出典:「平成30年通信利用動向調査」(総務省)
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/210618_1.pdf) (2021年12月2日に利用)

SNSでの情報検索

SNSマーケティングが必要な理由として、SNSで情報収集している人が多いことが挙げられます。

以下のグラフは、SNSの利用目的を示しています。「知りたいことについて情報を探すため」という目的が2番目に多く、6割以上の人が何らかの情報収集をSNSで行っていることがわかります。

出典:「令和2年通信利用動向調査」(総務省)
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/210618_1.pdf) (2021年12月2日に利用)

SNSで情報を拡散できれば、SNSで情報を探す見込み顧客潜在的なニーズのある顧客の両方にアプローチすることができます。

SNSの特徴

SNSとそのユーザーにはそれぞれ特徴があるため、目的とターゲットによってSNSを有効に使い分ける必要があります。以下にSNSの年代別の利用率を示します。

出典:「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(総務省)
(https://www.soumu.go.jp/main_content/000644166.pdf) (2021年12月2日に利用)

それぞれのSNSの特徴について解説します。

LINE

LINEは全世代に最も広く利用されていおり、基本的には顔見知り同士の連絡ツールとして利用されています。ビジネス用途でマーケティングを行うこともでき、ビジネス用のLINEアカウントは「LINE@」と呼ばれています。

LINE@では、友達になった顧客に対して以下のアクションができます。

  • メッセージの一斉送信
  • 1対1のトーク
  • タイムラインの投稿

LINEは現状、タイムラインでの拡散はあまり有効に機能している例を見ませんが、優良顧客やファンへの情報発信手段として有効に機能しています。一斉配信の情報も、最も視認率が高いといえます。

Twitter

10代~40代のユーザーが多く、拡散性に優れています。トレンド情報が集まりやすいという性質もあり、Twitter上で最新情報が検索されることもよくあります。

Twitter広告では、リツイートによりうまく拡散されれば、低いコストで効果的なマーケティングが行える可能性があります。キャンペーンや割引などの条件でリツートを誘発させるといった手法もあります。

Facebook

年齢層が高いユーザーが多く、20代~50代がターゲットになります。実名登録制であり、オフィシャルな雰囲気があるため、反応や拡散が他のSNSと比べて少し敷居が高く、起こりにくいと考えられます。

国内ユーザーは減少傾向ですが、世界的には最も普及しているSNSであり、海外に向けたマーケティングを行う際は、活用すべきSNSです。

Instagram

10代~40代のユーザーが多く、映像コンテンツの配信が中心的なSNSです。企業としては、独自の世界観でブランディングしたり、商品を魅力的に見せるなどの活用方法がされています。

数万人以上のフォロワーを持つ「インフルエンサー」に企業の宣伝をしてもらう「インフルエンサーマーケティング」という手法もあり、多くの人に魅力的な映像コンテンツで訴求することができます。

建設業におけるSNSマーケティングの活用例

以下では、建設業におけるSNSマーケティングの事例を紹介します。

ハウスメーカーの魅力的なインテリア

ハウスメーカーは、建築する家のインテリアをSNSにアップし、見たユーザーの興味を引き寄せることができます。この場合、特にInstagramで投稿することが効果的ですが、より多くのユーザーに届けるために他のSNSと並行して活用するのも良いでしょう。

例えば、以下は三井ホームさんのInstagramです。

この投稿をInstagramで見る

三井ホーム(@mitsuihome)がシェアした投稿

おしゃれなインテリアの画像が多く、「住んでみたい!」と思うような家が投稿されています。

Twitterにより顧客との距離を縮める

以下は、オープンハウスさんのアカウントです。「ゆる運用」とあるように、企業の堅いPRだけでなく、「日常的なゆるいツイート」が人気の秘訣になっています。

このTwitterによって、企業と顧客の良好な関係を築いています。

まとめ

SNSマーケティングの必要性は以下です。

  • SNSは拡散力がある
  • ニーズが潜在化しているユーザーにもアプローチできる
  • SNSの利用者の増加
  • SNSで情報収集している人が多い

SNSのそれぞれの特徴は以下です。

  • LINE:全世代対象、優良顧客やファンへの情報発信手段
  • Twitter:10代~40代のユーザーが多い、拡散性に優れている
  • Facebook:20代~50代のユーザーが多い、海外に向けたマーケティング
  • Instagram:10代~40代のユーザーが多い、独自の世界観でブランディング、商品を魅力的に見せる活用

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