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投稿日 2021/11/30

建設業者にとってのホームページの必要性は?

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「ホームページを持つことは建設業者にとってどんな意味はあるのか?」

ホームページの必要性をしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、一般的なホームページの役割と建設業者にとってのホームページの必要性について解説します。

「ホームページを活用しなくても現在問題なく建設業が運営できている。」という建設業者もいるかもしれませんが、ホームページを持たないリスクについても解説します。

ホームページの役割とは?

ホームページにはいくつもの重要な役割があります。ここでは、会社の信用力を示す役割や営業ツール、人材募集ツールとして役割にいついて解説します。

会社の信用力の証明

企業のホームページの存在は、企業の信用力の証明になります。

BtoB、BtoCのどちらの企業であっても、ホームページは企業の情報を発信する最も有力な手段です。近年では、企業が取引先訪問前にホームページをチェックすることや消費者がお店選びでホームページでチェックすることは当たり前になっています。

以下のグラフでは属性別のインターネットの利用率を示しています。2019年の調査は形式が異なっていたとのことで単純比較はできませんが、高齢者でもインターネットの利用率が伸びてきていることがわかります。

出典:「ICTサービス利用動向 属性別インターネット利用率」(総務省)
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd242120.html) (2021年11月29日に利用)
※2019年調査の調査票の設計が一部例年と異なっていたため、経年比較に際しては注意が必要

例えば、顧客が「この作業をあの会社にお願いしようかな?」と思い、インターネットで検索したときにホームページがなかった場合、「今も本当に営業しているのかな?」、「この作業をお願いできるのかな?」と不信感を抱きます。そして、ホームページで情報が取れる違う会社が見つかったら、そちらにお願いすることになるでしょう。

顧客はホームページで知りたい情報が確認できることで、安心して取引を行うことができます。顧客との信用や信頼を得て、取引につなげるためのツールとしてホームページが重要な役割を果たしています

持続的な集客機能を持った営業ツール

営業ツールとしてホームページを活用することにより、持続的な集客効果を発揮することができます。また、経費を大きく削減したうえでの集客効果が望めます。

ホームページは作成してしまえば24時間休まず営業してくれます。また、更新などの定期的なメンテナンスの経費は掛かりますが、人が営業を行うよりも少ない労力と経費で持続的な集客効果が期待できます。

ホームページ以外の集客の方法として、新聞や雑誌の広告、テレビCM、営業マンの直接訪問などがありますが、どれも一時的な集客効果しか望めません。また、宣伝費用も大きくかかります。問い合わせが殺到した場合に電話対応ができる人員も確保しなければなりません。

一方、ホームページでは、継続的な情報発信と顧客からの問い合わせをホームページ上で完結させることができます。営業時間外である場合には、メールやSNSでの問い合わせへ誘導することもできるので、顧客との連絡も取りやすく、顧客獲得の機会が増えます。

ホームページでは、情報発信と受信の両方の機能を効率的に発揮します。それにより、経費の面からも持続的な集客効果を発揮することができます。

人材募集ツールとしての役割

ホームページは顧客獲得のためだけでなく、人材募集ツールとしても大きな役割を果たします。

就職活動のポータルサイトや求人広告を活用していたとしても、そこに載せられる情報は限られるためホームページでの情報発信が重要になります。

例えば、求人広告である会社に興味を持った若者がいたとします。しかし、調べてもホームページが無かったら、「就職したらどんな仕事をするのだろうか?」、「どんな人たちと働くのだろうか?」、「ブラックなんじゃないだろうか?」と不安になってしまいます。特に、職を求める若い世代がインターネットで企業のホームページから情報収集しないわけはありません。

就職活動のポータルサイトや求人広告はあくまで募集の入り口に過ぎないため、そこだけに力を入れていても採用には繋がりにくいでしょう。ホームページで、「この会社で働きたい!」と思えるような情報発信することが重要になります。

建設業者がホームページを持つことによってできること

建設業者がホームページを持つことにより、新規顧客の獲得や利益率改善、人材獲得のそれぞれを達成できる可能性があります。具体的に解説します。

新規顧客の獲得

インターネットで商品やサービスを注文するのが当たり前になっている現代において、建設業でもインターネットから建設案件を受注できる機会は多くなっています。

例えば、介護のため家をリフォームを行いたいと思ったとします。あなたはどのようにリフォームする会社を見つけますか?

もし、知り合いで建設関係の人や詳しい人がいれば、その方に聞いてみるという選択ができます。知り合いの会社もしくはその紹介が最も安心できると考える人も多いでしょう。

しかし、そうでない場合のほとんどはインターネットで調べることが多いと思います。おそらく「リフォーム (地域名)」や「リフォーム 介護」などで検索します。そこで見つけたホームページから問い合わせを行います。

ホームページがなければ、こうした顧客獲得の機会を逃すことになります。反対に、ホームページを整備することで顧客獲得の機会を24時間逃さずに捉えることができます。

元請け受注で利益率改善

ホームページにより直接顧客を獲得することで、下請けから元請けへと遷移でき、利益率を向上させることができます。

建築業界では、顧客からの依頼に対して、元請け→下請け→孫請け→…というような「重層下請構造」になっています。ここで、下層の仕事を請け負うほど利益率は下がってしまいます。

下請け業者は、案件の受注を同業の知人からの紹介に頼っている場合が多く、それではいつまでも下請けのまま利益率を向上させることができません。しかし、ホームページで自ら集客することができれば、利益率の良い案件を獲得することができます。

人材の獲得

ホームページで会社の魅力を伝えることができれば、採用の応募申込みを受けることができます。

建設業界では人材不足が問題となっています。以下のグラフは、建設技能労働者過不足率を示していますが、約10年間ほぼずっと人材不足であることがわかります。

出典:「建設労働需給調査結果(令和3年10月調査)」(国土交通省)
(https://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/rodo.html) (2021年11月29日に利用)

建設業は3K(きつい、汚い、危険)や低所得のイメージがあり、就職者が減っていることが原因として考えられます。この状況下で数少ない就職希望者を確保することは非常に難しいのです。

しかし、ホームページを活用することで、より多くの就職活動者に会社の実態と独自の魅力を伝えられれば、人材を採用する機会を得ることができます。

建設業者のホームページがない場合のリスク

集客の限界

ホームページによる集客を行わなければ、集客方法は知り合いからの紹介が中心になります。特に、特定の紹介先に依存する状況は非常にリスクが大きくなります。自社の運営が紹介先の取引状況や業績に大きく影響されます。

例えば、紹介先が倒産してしまったら自社に回ってくる仕事もなくなってしまいます。また、紹介先の取引都合で、いつ仕事を回してもらえなくなるかわかりません。そこで新たな紹介先が見つかれば良いですが、どうなるかはわかりません。

知り合いからの紹介で現状うまく運営できているという会社であっても、集客をそれだけに頼っているのは大きなリスクになります。

下請けによる低い利益率

知り合いからの紹介が中心だと、下請けによる利益率の低い案件しか受注できません。利益率を改善するためには下請けから元請けへとなる必要があります。

重層下請構造の下層の案件では、もはや利益がほとんど出ない紹介案件も受けざるを得ない状況になるかもしれません。そうなった場合、会社としての利益は上がらず、労働者の士気は下がるという悪循環に陥る可能性があります。

人材不足

建設業界全体の人材不足により、人材の取り合いが起こっている中、ホームページ無くして就職活動者に自社の魅力を伝えるのは難しいでしょう。インターネット上での募集が厳しいとなると、これも知り合いからの伝手で人材を確保するしかありません。

知人関係を使って、一時的に人材を確保することはできても、それだけで継続的に人材を確保していくことは容易でないでしょう。

まとめ

一般的なホームページの役割から、建設業者にとってのホームページの必要性について解説しました。以下にまとめます。

ホームページの役割

  • 会社の信用力の証明
  • 持続的な集客機能を持った営業ツール
  • 人材募集ツール

建設業者にとってのホームページの必要性

  • 新規顧客の獲得のための有力な手段の1つ
  • 元請け受注による利益率改善の可能性
  • 人材確保のための不可欠な情報発信ツール